この頃の私は先輩に追いつかなくてはっ！！とやる気になっていた。

私の勤めていたところは、会社丸ごとお休みと言うときもあったが、
シフトで順番に休みを取ったりもしていたので、
お互い休みのときは、A先輩の仕事を私がやったり。
私の仕事をA先輩がやったり。していた。
それでも、A先輩しか出来ないことも沢山あったけど、
覚えていこうと努力をしている最中だった。

妊娠を機にA先輩は退社。この時、たぶん4月頃。
妊娠による体調不良などもあり、
実は全て引き継ぎきれていなくて、この時私は手探りながら、
残されたマニュアル片手に考えながら仕事をしないといけないものもあり、
なかなかしんどかった。
更に、残業をすると、上司から怒られ。

”帰れるのに、帰らないで残業をつけているのではないか？”

”体調不良で休めば、良くならないのなら他の医者に見てもらえだの。
有給はアナタに取らせるくらいなら、他の子に取らせてあげたい。”
だの。それはそれは酷い仕打ちを受けた。

人は減って忙しいのに、残業するな。って。

会社辞めるときは、多大な迷惑をかけて辞めてやる・・・。
私が死んだら、お前の一族未来永劫祟ってやると。心底思っていた。


少しの間だけど、この時に後輩ネコちゃんに出会い、（12月頃）
仕事を手伝ってもらっていた。
ネコちゃんは、不定期の仕事？をしていたので、
手が空いたときだけ私の手伝いをしてくれていた。

翌4月。念願の直属の後輩が出来た。憎たらしい上司からも開放され、
これでやっと仕事を渡していける。
二人で力を合わせながらやっていける。と思っていた。

定時の時間1時間前位になると、
急に仕事が雑になり。帰ることばかり考えているような子だった。
・・・。私も帰りたいYOっ！！！
よって、終業時刻（定時）一時間前頃から教えた内容は覚えていない。
一日の伝票の〆とかを教えたくても、全然教えられず苦労した。
私だって鬼じゃない。新人に残業させようなんて考えてなかった。

そして、月に一回の仕事などは全く覚えなかった・・・OTL
メモもだんだん取らなくなり、
毎回毎月同じ事を教え続けてるのが、正直ストレスになっていた。

マニュアルを作ってこの通りにやって。とお願いしたり。
色々試行錯誤しながら仕事をどーにか渡していこうと考えていた。

すると、私よりも更に先輩の他部署の方々に、自分の仕事をお願いしだしたり・・・。


・・・テメーの仕事だろうがっ！！ゴルァアァァァ！！！なんて事も多々あった。


上司に相談してもなかなか解決せず。
私が居るウチは。。まぁ。私がやればいいか・・・。
この子のが先に辞めるかもだし。。。と半ば諦めていた。

・・・。けど結婚する前に私は退社しなければならないっ！！！




ちょっと長くなったので。今日はこの辺で。
ちなみにイラストのすみにずーっとＤ先輩が描かれてましたが、触れられていないのは、
Ｄ先輩は、専門知識がないと、無理かなぁ～な仕事をしていたので、
私とは部署は同じでしたが、ちょっと違う。みたいな感じでした。
アイツ常に単体でズルイじゃないかっ！！とか思わないであげてください。（笑）



前回の話
よしっ！結婚しよう！と思い立ったシリーズ
結婚することにしたときの話。




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